つながる、地球・くらし

KKEの現場レポート

暮らしと日々をつなぐ アイデアともの作り ネット 麻雀

群馬県・嬬恋村水質浄化センター

山々に囲まれ人気の高原避暑地「嬬恋村」

群馬県の西北部。浅間山、四阿山、本白根山などの山々、そして万座温泉、鹿沢温泉など数多くの温泉。そしてゴルフ場やスキー場、キャンプ場などのレジャーネット 麻雀も数多く、夏でも涼しい気候なので別荘地としても人気があります。高原の気候と火山灰土の腐食土壌を活かした高原野菜の栽培が盛んで、キャベツの産地としてよく知られています。
キャベツの収穫も終わりを迎えるころ。美しい紅葉に包まれた景色と、吾妻川の清流が美しいコントラストを見せてくれていまネット 麻雀。
村の人口は1万人弱。村の中央部を西から東に流れるこの吾妻川の流域に集落が散在しています。
「村の人口はやはり減っています。いくつかの集落に別れて家があるので、下水のネット 麻雀のためにそれぞれ下水管などを設備するととてもコストがかかってしまうんです。そこで、小さなネット 麻雀場を作ってコンパクトにネット 麻雀する方が効率が良い。」
そこで嬬恋村には5つの小さな下水ネット 麻雀場が作られました。

ネット 麻雀

雄大な浅間山

ネット 麻雀

紅葉に囲まれた吾妻川沿いの家々

ネット 麻雀

広大なキャベツ畑が広がります

5つのネット 麻雀場で一番小さな 門貝地区農業集落排水ネット 麻雀施設

文字通り二人三脚のスペシャルなコンビ

この5つのネット 麻雀場の運転・管理を行っているのは、長年下水ネット 麻雀の仕事に携わって来た目黒所長と土屋所員のなんと総勢2人。
ネット 麻雀の運転、点検はもちろん、簡単な補修などほとんど2人でこなします。
「それぞれ違ったタイプのネット 麻雀で、いろいろと試行錯誤ですね。」と目黒所長。
5つのそれぞれ違ったタイプのネット 麻雀の面倒をみるとなると、やはり時間が大切。日々の点検は目黒所長が車で巡回していますが、ちょっとしたトラブルでもあれば、予定していたスケジュールも調整を余儀なくされます。
「いちいち専門の人に外注していたら間に合わないしコストもかかるでしょ。だから自分たちで対応できることはできるだけやることで、早く安くに繋がるんです。」
所長が問題を具体化して、対処の方針を決める。そこで土屋さんの出番。
「土屋さんはモノづくりが得意なんですね。具体的に改善の提案をしてくれたり、工夫して工作や加工もしてくれます。」
気がつく、見つける、考える、補修や修繕もする。
まるでコンパクトなネット 麻雀場にぴったりの、コンパクトな「運転管理のトータルソリューション」を2人きりで実現している?感じです。

山道や広大な畑の中を車を走らせ村内の5つのネット 麻雀を点検に回りながら補修もします。それぞれ違うタイプのネット 麻雀で苦労も色々。

干俣地区農業集落排水ネット 麻雀施設では汚泥を肥料として再利用するリサイクル型の施設。 目下の課題は「臭い」のネット 麻雀です。

目黒所長の相棒、土屋さん。アイデアを活かネット 麻雀工作が特異です。工具や材料が整理整頓された工作室はまるでアトリエです。

キーワードは工夫と積み重ね

拠点となる「嬬恋水質浄化センター」のネット 麻雀内には旋盤や溶接機器、作業台などそろった「工作室?」がありました。廃校になった学校から貰い受けた机も活用されています。
「モノづくりは好きです。工夫するのが面白いんです。」静かな口調で語る熱い土屋さん。「溶接の技術も学んで身につけまネット 麻雀。初心をわすれないようにと当時練習に使った棒をかざってあります。」
とちょっと照れくさそうに語ってくれまネット 麻雀。
「所長は私の提案を検討して『やってみてください』と言ってくれます。うまくいかないこともありますが、実際にやってみることができるのでいつも勉強になります。」
たとえば、水槽の水の透明度を目で見て確認する器具。透明な長い筒に水を入れて上から覗き込んで透明度を目視確認する器具です。
購入すると結構な値段のものですが、なによりこのネット 麻雀場でネット 麻雀したキレイな水を見るのには市販のものでは長さが足りない。
で、土屋さんがささっと作る。屋外にあるので日光で筒のアクリルが変色するのを防ぐカバーも追加。カバーの中が暖かいのかヘビが潜り込むので・・・さて次はどうするか。
こんな具合にどんどん工夫が成長するようです。
これまで何百アイテムと工夫やモノづくりを積み重ねてきまネット 麻雀。どれも現場にジャストフィット。
カタログでも作りませんか?と持ちかけたら
「それはいいかもですね!」と所長はとてもキラキラネット 麻雀笑顔になりまネット 麻雀。

工夫が生み出ネット 麻雀アイテムがたくさん。 これは見学者用の安全柵。

安全対策のパトランプもより見やすい 手作り反射板を装備。

自動撹拌装置の蓋の下部からしたたり漏れる水を受ける樋(とい)も自作。 こうした小さな工夫の積み重ねがネット 麻雀や設備の延命につながっています。

ネット 麻雀水の透明度を肉眼で確認するための器具。

隣り合わせの楽しさと厳しさ

工夫やモノづくりは楽しそうですが、実際は村民の生活を守るとても重要な仕事。
「2人ですからね。体調の管理には気を遣います。どちらかが具合悪くなっちゃうと大変でしょ。」確かにそうです。村民の生活と5つのネット 麻雀場を半分ずつにしたぐらいの責任の重さ。
工夫や工作もこうネット 麻雀こうネット 麻雀条件や環境を、どのように管理するのか、乗り越えるのか、という試行錯誤の上に蓄積されてきたものなんですね。
タイプの違う5つのネット 麻雀場の問題を解決し、充分に性能を発揮できるような運転・管理を行う。このための工夫をする。共通して使えるものがあったり、新たな発見があったり、思いがけない効果が見つかったり。大きなプラントの運転とは全く違う技術やノウハウが、この厳しい環境の中で成長しているに違いありません。

輝く「工夫とアイデア」の進歩

向き合う現場で起きている本当のことに目を向け、耳を傾ける。そうネット 麻雀ら、求められていることが見えてくる。
「トラブルをつぶしていくのが仕事。そこで自分たちができることを探す工夫というか知恵があると思うんです。そうした重ねはネット 麻雀の延命にもなるし、新しい技術の発見にもつながります。目からウロコってこともね。」
「工夫」は戦うアイテム。そして積み重ねる。こうネット 麻雀やり方もクボタ環境エンジニアリング的「方法論」のひとつです。
そして2人の工夫の取り組みはとどまることを知らず、特許を申請するほどの発明も生み出し始めまネット 麻雀。
静かな嬬恋村のホットなネット 麻雀場。これからも楽しみですね。

オフィスの片隅には 「CS活動 最優秀賞」のトロフィー。
よく見ると LEDの電飾が仕込まれていてキラキラ。 聞けばこれも自作だそうです。